録音を効果的に使用することで仕事を効率化出来る可能性

雑学、心理学
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仕事を効率的にするにはどうしたら良いでしょうか?
色々なアプローチがあると思いますが今回は録音という手段について紹介します。

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録音でタスクが効率化されることを明らかにした研究

Recorded Audio Feedback(RAF)とは録音によるフィードバックのことを言います。

録音されたオーディオフィードバックアカデミックを使用することで、精神的にも肉体的にもワークロードを削減できる可能性が示されています。

2018年のユヴァスキュラ大学情報技術学部およびタンペレ工科大学の研究です。

フィードバック方法としてRAFを使用した教員について調べた

RAFに対する大学教員の認識と、大学での課題に対するRAFフィードバックの効果を調べました。

勉強する時に録音音声フィードバック(RAF)を使用することで、学習者に対してよりリラックスした対話形式のフィードバックを行い、精神的にも肉体的にも自分の作業負荷を軽減できたと報告されました。

録音音声フィードバック(RAF)は、学習者にフィードバックを提供するための1つの方法として普及しつつあります。

RAFとは進行中や提出済みの作業をデジタルオーディオファイルとして記録して再び聞くような学習方法です。

声の調子を使って意味を追加することができる利点があるようです。声の調子や会話調にして分かりやすくしたり、強調したりできる使い方が考えられます。

また、身体や精神的にも楽になるそうです。

例えば、目の疲れはパソコンでの作業と比較してRAFの方法で減少します。

研究によると、電子メールでフィードバックを書くときに比べて、作業時間が約30%から50%短縮されました。

RAFは教育にも柔軟に対応できます。今まで文字にしていたレポートやグループワーク、個々の作品、学習の記録、論文の草稿などを話して録音するので異なるタイプの学習にも使用することができます。

書くことを聞くことに変えると良い効果があるようです。

大学の環境で行った研究ですが、勉強の1つの方法として利用してみるのも良いかもしれないですね。

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引用論文

Anneli Heimbürger. Using Recorded Audio Feedback in Cross-Cultural e-Education Environments to Enhance Assessment Practices in a Higher Education. Advances in Applied Sociology, 2018; 08 (02): 106 DOI: 10.4236/aasoci.2018.82007

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