今回は赤ちゃんの夜泣き対策について紹介します。夜泣きに付き合うととてもつらいですよね。
この記事では最近の研究を利用して、
夜泣きは頑張らなくて良い!!が一番伝えたいメッセージです!
詳しく解説しますね!
赤ちゃんの夜泣きの対策やネントレはどうすべき?
赤ちゃんが生まれて、夜全然寝てくれない、夜泣きはきついですよね。
私も子どもを授かった当初は、夜泣きが始まったら即抱きあげて対応していました。
でもこれって親も疲弊するんですよね。
また2018年の母親へのアンケート研究によると子どもの夜泣きに親がすぐに対応すると、子どもの夜泣きが増加する(1)という恐ろしい研究もあります。
特にオムツやおなかが空いた時ではなく、ただ泣いているだけの時に抱きあげて、あやしても母親の応答性が増加し、赤ちゃんの泣くという行動を減らすことができないようです。むしろ増やしてしまうのです。
また、睡眠に問題のある乳児は体罰を受ける可能性が高く、母親はストレスフルになり、うつ病を発症するリスクが2倍高いといわれています。ストレス、うつ病の親は、赤ちゃんを傷つけることを考えていると報告する割合が高いと言われています。(2)
赤ちゃんの夜泣きトラブルとそれに伴う親のストレスは大変な問題であると思います。
そこで、これからおすすめの夜泣きに対する対応や対策、ねんねトレーニング(ネントレ)を科学的根拠も踏まえながら詳しく解説します。
科学的根拠はリンクに貼っていますので詳しく知りたい方はアクセスしてみてくださいね。
スポンサードリンク夜泣きって何歳まであるの?
夜泣きは2歳まででほとんど終わる
2013年のユニ・チャームの調査では夜泣きがおさまったのはいつ頃ですか?
というアンケートで2歳までに95%の子どもが夜泣きはなくなる事が分かります。
1歳までで77%が夜泣きが終わることも分かります。
図の引用:ユニ・チャーム調べ:2013年10月9日~2013年11月13日に実施したアンケートより(1147名のママが回答):URL
夜泣きに終わりはあります!
泣いている原因が分かるアプリを使ってみる
まずは夜赤ちゃんがどうして泣いているか分からないこともありますよね。オムツなのか?おなかが減っているのか?
特にお父さんは。
最新の機械学習を駆使した赤ちゃんの泣いている原因を判断するアプリがあります。
痛みに貸しては91%精度で分かるようです。
是非試してみましょう。赤ちゃんの泣く理由が分かるアプリ
スポンサードリンク添い寝はした方が良いの?
添い寝は1歳まではしないようにしましょう。
親と同じ部屋寝るのはOKです。
ベビーベットなど布団は分けて寝るようにしましょう。
生まれて一歳になるまでは添い寝は避けた方が良いでしょう。危険ですし、夜泣きのリスクも上がるとされています。添い寝のデメリット
赤ちゃんの夜泣き対策のネントレいつからが良い?
生まれてすぐ開始しても良いと言われています。
ですが、産後は授乳が頻回に必要ですし、首が座る頃を目安にしても良いかもしれませんね。
ネントレや夜泣きは対策はどれが良い?
おすすめ!ネントレ!Cry it OUT:科学的にも証明されている。
ネントレの方法で科学的に効果があるのは「Cry it OUT(クライアウト)」と呼ばれる方法です。
ジーナ式ねんトレなども大まかにはこのクライアウトに含まれます。
いわゆる、赤ちゃんの夜泣きを放置するネントレ方法になります。以下のような効果が科学的に明らかになっています。またサイレントベイビーなどの悪影響もありません。
✔長期的にも子どもの発達に悪影響はない
✔子どものセルフコントロールがついて夜泣きの頻度が減る。
✔親のストレス軽減や疲労回復に役立つ手法である。
✔子どもとの愛着が減ることもありません。
クライアウトの詳しい説明はこちらです。夜泣きの赤ちゃんを放置する「Cry it Out(クライアウト)」
また、クライアウトに加えておすすめのネントレも紹介します。
寝る時間の調節法ねんトレ:Bedtime fading
赤ちゃんの寝る時間を細かく調整する方法のネントレです。
Cry it Outと併用することで相乗効果があるかもしれないという方法があります。
この方法はCry it Outと似たような効果がありました。詳しくはこちら Bedtime fadingやり方
トイトレのECをする
2020年の研究ではトイレトレーニングのEC( Elimination Communication:エリミネーション・コミュニケーション)が赤ちゃんの泣く回数や時間を減らす可能性があることが報告されました。
赤ちゃんの夜泣きは排泄とも密接に関連している可能性が近年明らかになっています。トイトレを同時に行うことによって寝つきがよくなるのです。
トイトレの早期開始は沢山のメリットがあるので是非取り入れたいですね。詳しくはこちら トイトレのECで夜泣きが減る
父親が夜泣きに対応する
意外ですか?これも立派なネントレです。2020年に報告された研究では、お父さんが夜泣きに対応すると赤ちゃんの夜泣きが減ることが明らかになりました。詳しくはこちらです。赤ちゃんの夜泣きを減らすには、父親も対応すると減る
子守唄を歌う
子守唄には赤ちゃんをリラックスさせる効果があります。歌うことで寝つきが良くなる可能性があります。詳しくはこちら。子守唄の効果
ホワイトノイズを聞かせる
ホワイトノイズには入眠を促す効果があると言われています。また赤ちゃんの痛みを和らげる効果も明らかになっているので、寝つきが良くなると考えられます。ホワイトノイズの効果
添い寝を避ける
実は添い寝をすると夜泣きが増えることが明らかとなっています。ベビーベットなど布団を分ける、別室で寝てもらうなどすると夜泣きを減らすことが出来るでしょう。添い寝すると夜泣きが増える!添い寝をしなくても愛着や発達に問題ない
寝る前のルーチンを作る(儀式をする)
寝る前の儀式(ベッドで子守歌を歌ったり、絵本を読んだり)は子供にとって良い影響や心を落ち着かせる効果があるといくつかの研究で報告されています。
そして寝つきを良くし睡眠の質を高めることも分かっています。結構寝る前のルーチンをつくってみるのも一つの手でしょう。 子どもに寝る前の儀式を習慣にすると睡眠の質が良くなる
まとめ
いかがでしたでしょうか?出来そうな夜泣き対策はありましたか?どれも無理なく出来そうなものを選択すると良いと考えます。
やはりおすすめはクライアウトのネントレ方法です。赤ちゃんを放置する(完全に放置するわけじゃありません)のは少し躊躇いますが、夜中に抱っこすると赤ちゃんにとっては寝る力を阻害されている要因にもなるかもしれません。
日中は沢山抱いてあげて、夜は大人と同じように寝てもらうスタイルでも良いのかもしれませんね。
そして夜泣いたら無理に付き合わなくていい場合があるのです。上記の方法を上手く組み合わせて、
夜泣きは頑張らなくて良い!!を目指しましょう。