ホワイトノイズは赤ちゃんの痛みを和らげる!科学的根拠

【0歳〜3歳】乳幼児
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今回はホワイトノイズと赤ちゃんについて説明します。

なんとホワイトノイズは赤ちゃんの痛みを和らげる可能性があるようです。

少し古い研究ですがホワイトノイズは赤ちゃんの入眠を促す可能性があると言われています。(1)

その他にも痛みを和らげる効果が報告されました。ホワイトノイズはYouTubeなどで無料で気軽に聞けるので痛くて泣いている赤ちゃんに試してみる価値はありそうですね!

詳しく解説していきます。

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ホワイトノイズとは?

「ホワイト」とは、可視領域の広い範囲をまんべんなく含んだ光が白色であることから来ている形容で、ホワイトノイズは広い音の周波数を全て同じ強度で流したノイズを指します。ホワイトノイズの派生で少し周波数を変えた音でピンクノイズと呼ばれるものもあるようです。

よく聞くノイズの例で表現するなら、「ザー」という音に聞こえる雑音がピンクノイズで、「シャー」と聞こえる音がホワイトノイズと言われています。参考リンク➡wiki

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赤ちゃんに痛みを伴う処置をする際にホワイトノイズを聞かせてみた研究

2020年にJournal of Maternal-Fetal and Neonatal Medicineから報告されたトルコのチュクロバ大学の研究です。

生まれてすぐ入院することになった生後0~28日の新生児60名を対象としました。

ホワイトノイズを聞かせるグループ(30人)と何もしないグループ(30人)に赤ちゃんを分けました。

侵襲的処置の直前(5-10秒前)にホワイトノイズを聴かせ、赤ちゃんが泣き止んでも処置が終わるまで聴かせ続けました。
ホワイトノイズは処置が終了した時点で消しました。その様子をビデオで撮影し赤ちゃんが泣いている時間を調べました。

✔赤ちゃんの痛みの評価として新生児痛み評価尺度(NIPS)を用いました。

この尺度は安全に赤ちゃんの痛みを評価でき信頼度も高く、現在新生児医療の現場では推奨されています。参考リンク➡NICU に入院している新生児の痛みのケアガイドライン

具体的な方法は泣き声に加えて顔や手足の緊張や呼吸の様子、脈拍数の速さなどを総合的に観察して痛みの程度を評価します。点数が高いと痛みの程度が強いと判断されます。最高7点です。

ホワイトノイズは痛みで泣く赤ちゃんを2倍早く泣き止ませた!

入院している赤ちゃんですので、赤ちゃんが受ける痛みは採血や点滴する時の針刺しの痛みがほとんどでした。

そして結果は

✔ホワイトノイズを聞かせた赤ちゃんの泣いている時間平均で18.20秒でした。何もしない赤ちゃんは平均44.96秒で、ホワイトノイズは2倍以上泣く時間を短くしました。

✔痛みスコアのNIPSはホワイトノイズを聞かせた場合平均1.59点でしたが、何もしない場合1.98点で痛みスコアの点数も有意に低い結果でした

✔新生児の性別が侵襲的処置の際の泣く時間に影響するかどうかを比較したところ、男の子よりも女の子の方が泣く時間が長かった。
今回の研究では赤ちゃんの性別によって痛みによる反応が違う可能性も分かったようです。

なぜホワイトノイズは痛みを和らげるのか?

ホワイトノイズがなぜ効果があるのかの詳細なメカニズムは良く分かっていないそうです。

母親の音や母親の胎内の音に似ているため、ホワイトノイズは赤ちゃんを安心させる可能性が考えられています
今後の研究に期待ですね

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まとめ

✔ホワイトノイズは痛みを軽減した
✔男のより女の子の赤ちゃんの方が痛みに対して泣く時間が長い

いかがでしたでしょうか?
ホワイトノイズは赤ちゃんの痛みに効果あるようです。
今回の研究では医療現場での活用を前提にした研究ですが、家庭でも応用可能だと思います。赤ちゃんが痛くて泣いている時の手助けとしてホワイトノイズを活用しても良いかもしれません。YouTubeなどにホワイトノイズは上がっていますからね。

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引用論文

Cetinkaya, S., Yavas Celik, M., & Ozdemir, S. (2020). Effect of white noise on alleviating the pain of new-born during invasive procedures. The Journal of Maternal-Fetal & Neonatal Medicine, 1-7.

(1)Spencer, J. A., Moran, D. J., Lee, A., & Talbert, D. (1990). White noise and sleep induction. Archives of disease in childhood, 65(1), 135-137.

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