名誉よりお金の方が創造性があがる!やっぱりお金は大事

雑学、心理学

今回はお金と名誉に関する論文を紹介します。

何かの競争や作品のコンテストで優秀賞品がお金だと良いものが集まらないと思う方がいるかもしれないですね。

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名誉?お金?どちらが創造性をあげるかを研究した

実際に名誉よりもお金の方が良い作品や創造性が生まれるかもしれないというものです。

イリノイ大学の製品開発とマーケティングの専門家が共同で執筆した研究によると、独創性が重視される商品では、報酬に社会的評価=名誉は創造性を高めず、金銭的報酬の方が高い創造性であるという結果が発表されました。

外国ではお金を報酬にしてしまうと創造性が無くなるという言説があるようです。

5つの実験によりお金を報酬にした場合、創造性が上昇するか確かめた!

この論文で行われた一つの研究を紹介します。
140名(84名の女性)大学生が、授業の単位追加と引き換えに研究に参加してもらいました。

3つの条件 金銭的報酬型 vs 社会的認知報酬型 vs 対照群に分けて課題を解決してもらいました。

金銭的報酬型の参加者には、最も創造的な解決策を出した人には50ドルの金銭の報酬が与えられます。

社会的認知報酬型の参加者には、最も創造的な解決策を出した人には、その解決策、名前、写真が学校の雑誌に掲載されることで社会的に認知されると=名誉を与える伝えられました。

対照群の参加者には何の報酬も与えられず、与えられた問題に対して創造的な解答を出すように指示されただけでした。(可哀そう、、、)

参加者には、新しい仕事を始めるために新しい地域に引っ越してきて、その晩に会社のパーティーに出席することになっていることを想像するように求められました。

しかし、出発の準備をしていると、靴が擦れており、靴磨きが切れているのを発見した。内定が決まった社会人が上司や先輩と顔を合わせる大切なパーティーです。社長も来るかもしれませんね。

彼らはパーティーに間に合うように2分以内に出発しなければならず、その地域のすべての店はすでに閉まっています。

開いているかもしれない最寄りの店は、高速道路を運転して約10kmの所にあります。参加者の課題は、この問題の解決策を示すことでした。

面白い実験ですね。

お金が創造性を産んだ!

評価方法は研究参加者と同じ大学生から15人の審査員を招き、報告された解決策のそれぞれについて、創造性、新規性、革新性の3つの項目について、7点満点の尺度で評価してもらいました。

金銭報酬型で出された解答は、社会的認知報酬型または対照群で出された解答と比較して、より独創的であると評価されました。そして解決策の有効性については、これら3つの条件で差は見られなかったそうです。

このような実験が対象者を社会人などにして、あと4種類されたようです。

結果、名誉よりお金の方が独創性=オリジナリティが高い仕事が出来ることが確認されました。

まとめ

名誉は人々の目に触れるものですから、無意識的に規範とかルールやマナーとかを守ってしまい、結果的に独創性に欠けてしまうのかもしれませんね。

反対にお金は規範やルールなんかを吹き飛ばすパワーをもっているのでしょう。

もし誰かに独創性のある物を作りたければ、賞金を出してみるのも良いかもしれません。

お金持ちになりやすい人の特徴やなりにく特徴など以下の記事に書いています。良かったら読んでくださいね。

引用論文

Ravi M, Darren W. Dahl, Rui (Juliet) Z. Social-Recognition versus Financial Incentives? Exploring the Effects of Creativity-Contingent External Rewards on Creative Performance. Journal of Consumer Research, 2017; 44 (3): 536 DOI: 10.1093/jcr/ucx062

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