良い匂いは好感度を上げる?科学的に証明されてる【恋愛の心理学】

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今回は匂いと好感度に関する研究を紹介します。

良い匂いのする人って、なんか心地よくありませんか?相性がいいかもと思ったり。
良い匂いは記憶にも残りますよね。

逆に気持ち悪い匂いがすると嫌悪感をいだきますよね。

そうです、匂いって恋愛や人間関係においてとても大切なんですよね。

実はこれって科学的な効果を報告されているんです。

詳しく解説します。

またどんな種類の匂いが良いのか?も分かると思います。

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匂いと好感度の研究

2014年のアメリカ・モネル化学感覚センターの研究です。

この研究は18人の健康な非喫煙者(女性12人、平均年齢=25歳)を対象にしました。

また、テスト当日は香りのある製品を身につけないようにした。

そして、いい匂いと不快なにおいを嗅ぐ実験をしました。

匂いは、良い匂いと不快なにおいをブレンドしたのも含め5種類用意されました。

例えばいい匂い75%に不快なにおい25%を混ぜたAをいう香りを作ったり

いい匂い50%と不快なにおい50%というBという香りを作ったりしました。
凄い発想ですよね

これらの香りはどれくらいの不快度なのか?ということについては、事前にいい匂いが減ると不快になることを確認して研究に使用しています。

そして、40代くらいの中性的な女性の8名の顔写真をみてもらった。

この写真をそれぞれ見せている間に5種類の匂いを流し、どれくらい魅力的か?
という質問をしました。

事前の研究で匂い無しのテストでは魅力度は全員同じくらいという判定でした。

結果は、いい匂いなほど魅力的であると評価されました!

なんと匂いとセットにすると、匂いの良しあしで魅力度が変わったのです。

不快な匂いは魅力度が下がり、いい匂いは魅力度が上がるという結果でした。

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良い匂いだと人の顔の評価はどうしてかわるの?

性格や感情をつかさどる前頭前野匂いを感じる領域二次嗅覚皮質という場所が解剖学的に重なっていることが関係していると考えられています。

そのため好ましい匂い刺激は良い感情を持ちやすく目の前の人の魅力を上げるのです。

逆に不快な匂いは危険であるとか、ヤバいと判断され、感情の機能を持つ前頭前野に伝わり、目の前の人の魅力を低下させると考えられています。

どんな匂いが使われたのか?

科学的に魅力度を上げる良い匂いってどんな匂いか気になりますよね?

実は

この実験で使われた良い匂いは5%バラの匂いでした。

悪い匂いは魚の匂いです!

なので、科学的に魅力度を上げたいだったらバラの香水をつけると良いかもしれませんね。

出会いの場での匂いの選択にバラを加えましょう。

また、の研究では匂いで若く見えるのか?というテーマもありましたが、こちらは結果はかわらなかったようです!少し残念ですね

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参考文献

Seubert, J., Gregory, K. M., Chamberland, J., Dessirier, J. M., & Lundström, J. N. (2014). Odor valence linearly modulates attractiveness, but not age assessment, of invariant facial features in a memory-based rating task. PloS one, 9(5), e98347.

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