家族や同僚、友達、恋人や好きな人の話を聞く時にどのようにして聞いていますか?好きな人や恋人ならより、真剣に聞くと思います。
さらにただ聞いているだけで好感度を上げる聞き方・テクニックというものがあります。
傾聴とは「相手の話を聴くときに、耳だけでなく心や身体を全部傾けて、相手の気持ちに共感しながら聴くことだと言われています。」
研究を交えてモテる傾聴のテクニック・好感度を上げる聞き方を紹介しますね。
好感度が上がる傾聴のテクニックとは
2018年のチューリッヒ大学の研究です。
この研究では1年以上交際しているカップル365組を対象にしました。
そのカップル達にに8分間会話をしてもらいビデオ撮影をしました。
会話の内容は最近の人間関係でのストレスについて話してもらいました。
そのビデオの様子を細かく観察して、ストレスについて話す人のストレスの程度やパートナーの態度を研究者が評価しました。
まず、この研究結果から分かったことは、男性は問題志向型の意見をいうことが多かったということです。つまり問題点を指摘してこうしたらいいよというような内容が男性は好みます。
そして、女性はストレスを表現する頻度が男性よりも多いことも分かりました。
女性の方が感情が豊かなのでしょう。
そして、ストレスを一番減らした方法はあらゆるアドバイスではなく傾聴でだったのです。
8分間の会話中に初めは約75%の人数がストレスを訴えていたが傾聴するだけで最後のほうは20%くらいまでストレスの訴えを低下させました。
具体的にどのような仕草が効果があるとされたか解説していきます。
3つの傾聴テクニック
一つ目はバックチャネリングという技術です。
”うん、うん”、”そうなんだ”、”本当?”
などといった短い相槌のようなものです。
ちゃんと聞いているという意図が伝わるテクニックなのです。
2つ目はパラフレーズという技術です
「つまり~ということだよね」という風に別の言い方に変えて伝えるテクニックです。
これを使うとちゃんと話を聞いてくれているんだというのが伝わるのです。
3つ目はオープンクエスチョン
”その後どうなったの?” ”その時どんな状況だったの?”
など話を広げる話法ですね。
とくに相手の状況を探るような質問が良いと考えられています。
この3つの傾聴テクニックだけで相手のストレスが軽減できて話を聞いてくれる人という評価になると考えられています。
特に目に見えてストレス状態があるときは傾聴を使いましょう!!
これらはアクティブリスニングと呼ばれ積極的傾聴とも呼ばれています。
コミニケション能力が高くてモテる人はだいたいこれらをしっかり使っていますよね。
また、へたくそな会話では女性がストレスを表出している時に、問題解決のためにやたらアドバイスをする会話でした。
最後までストレスがなくならない結果となってしまっていたのです。
具体的な解決方法を聞かれるまではただただ傾聴した方が良いでしょう。
ストレス関係の話は聞いてもらうだけで心が休まるものだという証明にもなったのです。
これらを上手に使ってコミニケションを円滑にし婚活や出会いの場で良い縁をつかみましょう!
ここまで読まれたなら、あとはガンガン実践あるのみです!
学んだことをこちらでサクッと実践しましょう。
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参考文献
傾聴の効果を調べた研究
Kuhn, R., Bradbury, T. N., Nussbeck, F. W., & Bodenmann, G. (2018). The power of listening: Lending an ear to the partner during dyadic coping conversations. Journal of Family Psychology, 32(6), 762.